"ちゃんとした"?113系1000'番台

⚠️この記事はKATOで製品化が発表された前に書いたものです。(23.5.23追記)

久々の更新はGMキットの製作録を

 

幕張の113系といえばやっぱり1000'番台。

長い間総武快速線から房総ローカル各線を走り抜いてきた「千葉の顔」ともいえる車両ですが、主力だった1000'番台は意外とNゲージ製品に恵まれていません。

ずいぶん前にマイクロエースから出たっきりで、大手2強はどちらも少数派だった1500番台や、幕張には末期にしか存在しなかった2000番台しか出していません。

※T社がかなり初期の頃に出した古いやつはノーカウントで

 

マイクロ製品は中古でもあまり見ないし高い。

 

ちゃんとした113系1000"番台がほしい!

 

ということでGMキットを組んでみることにしました。

 

グリーンマックス エコノミーキット 414 113(115)系量産冷房車 4両編成セット

 

中身はこんな感じ

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1両分のパーツが一体になったランナー

ほとんどの板キットは1両分は2つのランナーに分かれていて、珍しい形ですね。

 

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そしてこれまたエコノミーキットでは珍しい成型品の窓ガラス

他では塩ビ板を適当に切るのが当たり前の中、この形なのはありがたい

 

早速組みます。

 

このキットは某模型店曰く「GMキット最難関」といわれるくらい難易度が高いとされています。特に前面と側面の合いがかなり悪く、普通に組むにもパテ埋めなど修正が必要になります。

 

さて組立

 1000'番台はATC機器の関係で先頭車助士席後ろの窓割りが異なるので、付属の側面パーツを切り継ぎする必要があります。また前面のタイフォンが0番台用(上)と1000'番台用(下)の両方が刻印されているため、今回は0番台用の上を削ります。これを跡を残さずやるのがまた難しい。

f:id:Miyakono:20210126221128j:image助士席後ろに窓がないのがATC対応1000'番台の特徴。

 

その後箱型に組み上げ、パテ&ヤスリがけで隙間の修正を繰り返したのち塗装します。

 

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塗装もなかなか難しく、特に前面のマスキングが細かく複雑で疲れます。

今回はアサヒペンの月光クリームと青15号を使っています。アキバの某芋で仕入れてきました。

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塗装は得意ではないので、マスキングの隙間から漏れてたり厚ぼったくなったりなってしまいました。

こういうのはIPAに漬けてやり直しです。てかタイフォンの塗り分け間違えてるし(タイフォン全体がクリーム色なのが正解です)

しんどかった。

 

パンタはKATOのプラケース入りのもの、動力はストックにあったTOMIX製のもの、そして床板は以前Amazonの安売りで押さえておいた、体質改善車用のやつを無理やり装着。床下機器はいろいろ組み合わせてそれっぽくしています。

 

 

(画像準備中)

いろいろ乗り越えてやっと落成

 

車番類は、総武快速用の付属編成かつ房総ローカルで最後まで残った編成としたかったのですが、意外と総武快速時代の資料がネットに無い!

ここは別ページで深掘りします。

 

"ちゃんとした"と言える出来ではないですが、ひとまず1000'番台が手元に…

 

K社さんかT社さん、ぜひ製品化してください!!