205系メルヘンを作る ①
6月に205系のキットが再生産されました。
気になってたので購入。
#406 205系(後期型) 4両編成セット
#406-1 205系(後期型) 3両増結セット
先頭車の素材が決まらない武蔵野線103系はひとまず置いておいて、これから205系を作ります。
モデルは昨年日本を去ったケヨM64編成。通称・メルヘン顔のやつです。
2019.07.12 新習志野
最終運用を見送った編成でもあります。
そんなM64編成を手元に…
KATOから出てるけど、キットから作った方が楽しみいっぱい!
複数回に分けて製作記を載せていこうと思います。
まずランナー
金型を使いまわしてるのかなんなのかでメルヘン顔の前面は中間車にも入ってあるので、8両作ると6個も余ります。いつかゲテモノを作るのに使えるかな🤔
ランナーは洗剤で洗えと書いてあるので軽ーくごしごしと。洗面台でティッシュに洗剤をつけて擦る程度しかやってないので意味があるのかわからん
それから切り出すのですが、
先頭・中間ともに中央の窓の下の裏に丸い突起が2つあります。このままだと床板を入れるとき干渉してしまうので落とします。
前にこのキットを組んだときにはなかったので、今回の再生産ロット特有のものなのでしょうか。
キットの妻板は全部ステップ・銘板付きなので、片側の妻板だけこれを削り落とすのですが…綺麗にできず😩
跡を消そうとするとビード表現が犠牲になりそうなので雑なまま。どうせ目立たないしー
キットでは先頭車は先頭車なので、ドアコック位置の違いがあるクハ205とクハ204の作り分けはありません。そのままだとクハ204のドアコック位置がエラーになってしまいますが、切り継ぎが面倒になるのでそのままにします。
次は塗装編。②に続きます。
3つ目…?
この前ポポンに行ったらこんなものが
状態があまり良くなかったし、ヤテ231はすでにフル持ってるし…
3つ目やろうかな????
103系を作ろう①
今回はグリーンマックスのエコノミーキットとかを使って103系を作ろうと思います。
グリーンマックスからの103系キットといえばEVOと呼ばれる「ハイクオリティエコノミーキット」シリーズで低運転台冷改車(非ユニットサッシ車)が、普通のエコノミーキットで#415(高運転台非ATC車)と#435(低運転台ユニットサッシ車)が出ています。
EVOはその名の通りハイクオリティなのですが(その分お高め)、エコノミーキットの方はあまり造形が良くなく特に中間車のドアが変なのでいじる気がしません。
ということで非ユニットサッシ車で何か作ろうと思ったとさ。
今回のモデルは武蔵野線用初期車の末期にしました。分散冷房車と集中冷房車が混じったやつにしようかなと。
ケヨE28編成
Mc126-M'272-T187-M172-M'327-M150-M'283-Tc626 (斜字はAU712車)
まずは中間MM'ユニットから作ることに。
素材はこちら
#432-1 101系増結用中間車
101系も103系初期も側面はほとんど同じなのでそのまま103系初期車にできちゃいます。
(厳密にはパンタ配管がかなり違うみたいだけど気にしたら負け)
もとは101系なので、キットの屋根は当然非冷房です。そこで #95-3 103系改造パーツを使い集中冷房車に
101系のキットに入ってる床下は、M車用はそのまま使えてもM'車用は実物と大きく異なります。あのMGがない!あのCPがない!
このためか103系改造パーツにはモハ102用の床下が入っているのでこれを使用します。
上が101系キット付属品、下が103系改造パーツ付属品
ここまで作ったはいいけどMcM'TとTc車をどうしようか何も考えてないという…
続きはそのうち
ファーストカーミュージアム・クハ111
先日のクハ111-1201に続き113系ネタを。
113系1000番台・クハ111初期車
デカ目・非冷房の初期の姿に。
113系の1000番台というと総武快速線用…と思われがちですが、それは1000番台の後期車(通称1000'番台)を指します。
1000番台は、総武快速-横須賀線の地下線に対応するため車体を難燃構造としたものですが、製造中に地下線内をATCとすることになり、途中からATCを搭載した車両が製造されました。それが通称1000'番台です。
ATCを搭載せずに製造された1000番台は、地下線向けとしつつ結局地下線に行けず、房総ローカルなどで使われたそうです。
その他1000番台と1000'番台では新製時のクーラーの有無などの違いもあるようです。冷房準備車とかそこらへんとか…
余談ですが、1000番台の中には房総ローカル用として新製されたものがあります。
今年度にE131系が導入されますが、房総ローカル用に新造された電車はこの113系1000番台以来でしょうか。
今回使用した113系キットですが、今月(2020年7月)に再生産されました。
生産量が少ないのか人気なのかわかりませんが、前回生産時はすぐ無くなった気がするので気になる方はお早めに。
編成にしようかな…😶
お世話になりました
模型関連を買うのにお世話になっていた千葉のタムタムですが、6月14日に現店舗での営業が終了しました。
現在は稲毛区長沼の草野車庫の隣にあるワンズモールという商業施設の中に入っています。
電車で行くとなるとモノレールのスポーツセンターから徒歩orバスか稲毛からバスで、車で行くと土日は周辺道路がクソ混んでいるという行きにくい場所でした。
その前は千葉みなとのポートアリーナにあったのですが…
とはいえ、ポポンデッタより豊富な品揃えだったりアキバより近場であることから、たまーにバスで行ったりしました。
遠いけど行った分の収穫があるところでした。
もう長沼に用はないので、あっちの方に行くこともないと思うと少々寂しいものです。
今度は稲毛海岸駅前のマリンピア専門館に移転するとのこと。
この前別の用事で行ったのですが、各階の面積は長沼より狭く、ジャンルごとに複数階に分けるのか、それとも店舗面積が小さくなってしまうのか…
どうなるのでしょうか。
7月のオープンが待ち遠しいものです。
Bトレの500系新幹線をおかわり!
「Bトレ」も過去の話になっていくのでしょうか。
フルサイズのNゲージに昇格する前はBトレを集めてました。
Bトレが廃れていく中、大学生になり自然とNゲージに転向していきました。
しかし中古で気になる商品があると、まだ手が出てしまいます。
今回はこちらを
500系(通常販売版)です。
手持ちのものが初回限定版なので、あえて通常販売版を探しました。
初回限定版が8両、なんかで買ったこだまBセットが2両で現在10両。
今回買ったセットのうち中間車6両を足せば夢の16両フル編成に…
なるといいのですが、厳密に再現するにはAセットが5箱必要みたいです。えぇ…
どうしようかなー
ところで、なぜ今更これを買ったのか?
というのは「作る楽しみいっぱい!」だからです。
在来線車両では、中間車はパンタの有無くらいの差がありませんが、新幹線は中間車のバリエーションが豊富です。
パーツの組み合わせ次第で各車の特徴を手軽に作り分けできるところは、Bトレの強みの一つでしょう。
完成品やGMキットにはない楽しみ方だと思います。
しかし、フル編成にするには同じセットをいくつも買う必要があります。
500系の場合、Aセット×2とBセット×5が必要なので16両を再現するのに4×(2+5)=28両必要です。
もうちょっと手軽に、具体的に言えば526型の側面がBセットにあればもう少し楽にフル編成にできたのですが…
何かバンダイのいやらしい意図を感じます。
さて、手持ちの10両に加えて中間車6両で16両に…と思ったのですが、そうするとグリーン車が4両になってしまったり先頭車が2両余ってしまいます。
そこで、今回は14両として別に4両編成を仕立てることにしました。
14両編成の概要は諸事情でまた今度にしますが、4両はこんな感じになりました
中間車は9号車のグリーン車(515)と7号車の3ドア車(527-400)の側面に、こだま用のパンタ屋根などを使いました。
ソケットの向きが合ってませんでした。向き間違えた
もしも0系や100系の4両を500系が引き継いでたらこんな感じになっていたのでしょう。
なお実車は4両1ユニットで、形式の1の位が5,6,7,8(先頭車は5→1,8→2)の順になるように設計されています。上記の編成だと1の位は5,7,5,8と、もしも実車なら中間車を入れ替えた上515型を516型もしくは526型である必要があるのですが…気にしない!
W編成(16両)が半分になってV編成(8両)なら、4両は/編成ですかね?(笑)
めざせフル編成!現在14両編成の方は編成を組んで撮りたいのですが自宅にそんなスペースがなく、撮影できてから紹介します。
あちらも一部タイプモデルになってしまいました😢
それではー
JR四国 6000系っぽい何かを作ってみる ①
211系顔シリーズといえば東北から九州までいろんなところにいますが、その中でも変わり種が四国にいます。
右側の6000系です。
前に四国旅行に行ったときに遭遇し、211系顔シリーズなのに1M2TのVVVF車だったり運転台直後だけ片ドアだったりダブルパンタだったりトイレが中間車にあったりと、変わった車両だなぁと思いました。
3両×2編成とかなり少数派で、Nゲージではマイクロエースからも製品化されておらず、かつてコンバージョンキットが出ていただけだそうです。
なぜ今回作ったかというと、別の工作のパーツ取りにGMキットの211系が必要になり、残ったキットをどうするか?ということでこれが浮かび上がりました。
しかし、実車は211系とはだいぶ違います。
挙げてみると…
- 先頭車の運転台直後のドアが片開き
- 乗務員室扉まわり(運転台側に小窓がある)
- 側面の窓割り(311系とそっくりで、211系とは異なる)
- ダブルパンタとパンタ部の低屋根
- 中間車車端の車掌スペース
- 床下機器
- クーラー
少数派かつこんなに個性的な車体だから製品化されないんだろうなぁ……
特に側面が大きく違うので、211系のキットから再現するのは無理です。そのため、あくまでも「タイプモデル」として作りました。
大まかな改造内容は
- 先頭車運転台直後の片開きドア
- ダブルパンタ
- トイレ部埋め
- 床下機器
です。
※JR四国の車両は、他のJR各社と違い車番は私鉄のように4ケタの数字のみで表す独自の方法を取っています。この6000系は
(←高松) 600*-620*-610* (琴平/松山→)
と付番されています。(*は第1編成なら1、第2編成なら2です)
これを「クハ」「モハ」などの記号で表すと
(←高松) クモハ-サハ-クハ (琴平/松山)→
といえます。
本稿では便宜上「クモハ」などの記号を使わせていただきます。
【片開きドア】
もとは211系のキットなので、ドアは全て両開きです。片開きドアは、もとの両開きドアを切り詰めることにしました。 縮めた分車体長が短くなってしまいますが、そんな気になるほどではありません。とはいえ縮めたため20m級の動力が積めないので、動力車は中間のサハ車にしようと思います。
同時に乗務員室との間の戸袋窓を埋めています。
写真の反対面はこれで正しいですが、こちら側は実車では乗務員扉が片開きドアの近くまで後退し、乗務員扉の前(運転手が座った真横)に小窓があります。面倒なのでタイプモデルとして省略しました。
顔は211系5000番台です。
また、写真には写っていませんが先頭車中間車ともにキットにモールドされている車外スピーカーを落としています。
【ダブルパンタ】
低屋根化はせず、増設するパンタ部分(とクーラー部分)の屋根のビードを削るだけに留めました。配管を再現する技量はありませんので配管は無かったことに…
パンタ付き屋根を使用したので、写真の後ろ側のパンタ台周りには配管などのモールドがあります。
パンタは実車に似た(と思い買ったもののなんか違った)GMのPT43です。(写真は仮のもの)
パンタのない2両の屋根は、クーラー部分のビードを削り先頭車にアンテナを生やすだけです。
【トイレ部埋め】
プラ板で埋めました。
『トイレ埋め跡は消しきれないから窓周りごと切り取ってプラ板で1枚にするとええよ☺️』という、上手なモデラーさんの記事を見たのは埋めてからでした😭
車椅子対応タイプかなってくらいのスペースがありますが、実車は『地域性』を理由に和式だそうです。よくわからん
【床下機器】
VVVF車なので211系とは違います。そもそも211系のキットに付属してる床下は211系とは似て非なるものですが…
キットに付属してる床下機器から、使えるものは使います。
手持ちのものでキットのやつより似てるものがあれば使いました。客車用床下クーラーとかE331系用に真っ二つにしたVVVF装置の片割れとか。
塗装は前面を白く塗って、前面窓周りを黒く塗って、最後に車体と貫通扉をステンレスに塗りました。ステンレス車なので211系と同じです。
スカートは顔と同じく211系5000番台。前面の連結器は実車と同じく6001(クモハ)側は1段電連、6101(クハ)側は2段電連です。前者はダミー、後者は将来連結するかもしれないということでTNカプラーにしました。(このTNカプラーが早速役に立つことになるとは)
クーラーは121系のAU79形(GMから製品化されてます)とは違ったS-AU62形というもので、類似品が見つからないのでストックにあったAU75を載せています。
台車はみんな大好きDT50/TR235です。
ところで走らせるのに必要な動力は…?
中間車に積むんじゃなかったっけ…?
忘れてました😅
床下を全てトレーラー車として塗装まで完成したところで気付くという()
あーあ
もうできちゃったから作り直すのめんどくさいし…
続きます。